金融商品は大きく多様化

21世紀に入ってから、金融商品は大きく多様化しました。特に金融機関側の動きは活発で、新しい商品・サービスが相次いで投入されました。銀行について言えば、投資信託や外国債券、保険などが挙げられ、証券会社について言えば、外国為替証拠金取引やCFD取引などが挙げられます。また、保険会社について言えば、新しいタイプの保険(所得保障保険や新型自動車保険など)が挙げられます。

昨今、日本において、金融商品が多様化していく中で、個人の金融取引の利便性は確かに高まりましたが、その一方で、取引にあたっては、自己責任が同時に求められるようになりました。それゆえ、金融取引を行うにあたっては、商品の内容や仕組みをよく理解しておくことが必要です。ここでは、円建て運用商品、外貨建て運用商品、保険商品、ローン商品に分けて、簡単にポイントをまとめてみました。

円建て運用商品について

円建て運用商品には、様々な種類があります。具体的には、預貯金(普通預金、貯蓄預金、定期預金 他)、投資信託(MMF、公社債投信、株式ファンド 他)、株式(現物取引、信用取引、ミニ株、単元未満株、累投 他)、債券(個人向け国債、普通社債 他)、CFD取引商品ファンド商品先物取引などが挙げられます。

外貨建て運用商品について

外貨建て運用商品には、様々な種類があります。具体的には、外貨預金(普通、貯蓄、定期 他)、外貨MMF外国投信外国債券外国株式(米国株、中国株 他)、外国為替証拠金取引(店頭FX、取引所FX)、などが挙げられます。

保険商品について

保険商品には、大きく分けて、人の生死を対象とした「生命保険」と、偶然の事故・災害を対象とした「損害保険」の2つがあります。このいずれにおいても、日常生活の中のリスクヘッジ(保障補償)が目的であり、安心を買う金融商品と言えます。

ローン商品について

ローン商品は、マイホームを購入したり、自動車を購入したり、子どもの教育資金を準備したりする場合に活用します。通常、ローンは、申込みの際に金融機関の審査があり、この審査を通った場合にのみ借ることができます。また、借り入れと同時に「返済」という義務が生じますので、将来を見据えた返済計画をしっかりと立てることが大切です。