振替と口座振替の違い

日常生活の中で、銀行等を使って、お金を移動したり、支払ったりすることがありますが、その際に「振り替え(振替)」や「口座振替」などをよく利用します。この二つは、両方とも「振替」という用語を含むので似た感じがしますが、サービス内容としては別物となっています。ここでは、「振替と口座振替の違い」について、簡単にまとめてみました。

振替について

振替は、銀行や信金、信組、労金、JAなどの金融機関で、同一店舗内の同一名義(本人)の口座間(普通預金口座、貯蓄預金口座、定期預金口座、外貨預金口座などの2つの口座間)で資金を移動させることをいいます。これは、銀行取引で最も基本的なサービスの一つで、店頭窓口やATM、ネットネットバンキング、テレホンバンキングなどで無料で行うことができます。

口座振替について

口座振替は、「口座自動振替(口振、自振)」とも呼ばれ、銀行や信金、信組、労金、JAなどの金融機関の預金(貯金)口座から、毎月の公共料金クレジットカードなどの支払いを自動引落しするサービスをいいます。これは、身近な決済手段の一つで、利用の際には所定の用紙(預金口座振替依頼書等)に記入の上、それを支払先またはクレジットカード会社・信販会社・ファクタリング会社等の収納代行会社の事務センターなどへ送付する必要があります。

なお、電気やガス、水道などの公共料金については、金融機関が用意している申込用紙(口座振替依頼書)に記入するだけで申込が完了します。

振替と口座振替の違いについて

振替と口座振替の違いを簡単にまとめると、以下のようになります。

●振替は、同一店舗内の本人の口座間で資金を移動させるものなのに対して、口座振替は、本人の口座から、毎月の公共料金やクレジットカードなどの支払いを自動引落しするサービスとなっている。

●振替は、ATMやネットバンキングなどを利用して、自分で行う取引なのに対して、口座振替は一度申し込めば、金融機関が自動的に決済してくれる取引となっている。なお、口座振替では、残高不足の場合、引落し処理ができないので、口座残高には特に注意する必要がある。