普通預金と総合口座の違い

個人が銀行等で口座開設する場合、通常、総合口座にすることが多いです。その一方で、企業等の法人が口座開設する場合、通常、普通預金であり、また法人には総合口座というものがありません(当座預金を開設する場合もあるが、その際には厳格な審査がある)。

一般に個人の銀行口座と言えば、総合口座ですが、普通預金とはどこが違うのでしょうか? ここでは、日常生活において、馴染みのある「普通預金」と「総合口座」の違いについて、簡単にまとめてみました。

普通預金について

普通預金口座(普通預金)は、日常生活の中で、お金の出し入れが自由にできる利便性の高い口座です。これは、銀行や信金、信組、労金などに口座開設すると、最初に作られる基本となる預金口座で、金融機関の窓口やATMなどで、いつでも預入れ引出しが自由にできます。また、公共料金等の自動引落しや給与・年金等の自動振込み、株式の配当金や投資信託の収益分配金等の自動受取りなどの機能もあります。

なお、普通預金には、通常の利息が付くもの以外に、特約により無利息のものもあり、後者の無利息のものについては、預金保険制度のペイオフ対象外で、預金残高の全額が常に保護される決済用預金となっています。

総合口座について

総合口座は、銀行や信金、信組、労金、JAバンクなどが提供する、普通預金に定期預金公共債などをセットできる口座をいいます。これは、金融機関によって若干の違いはありますが、基本的には、預ける・引出す、支払う、受取る、貯める、借りるの5つの機能が付いています。その中でも借りる機能の「総合口座貸越」は、普通預金の残高よりも多くのお金が必要になった時に、定期預金や公共債などを担保として自動融資が受けられるので、利便性が結構高いです。

普通預金と総合口座の違いについて

普通預金が単体の口座であるのに対して、総合口座は、普通預金の他に、定期預金や公共債などをセットできる複合口座で、さらに自動融資機能も付いています(セットできる預金は、金融機関によって異なる)。そのため、総合口座で通帳が発行される場合、一つの通帳で複数の口座が網羅されています。なお、総合口座の記帳の際には、各口座のページを開いて、それぞれ記帳する必要があります。

※総合口座ではなく、普通預金の単体の口座も勿論作れる。