保険と貯蓄の違い

日々の暮らしの中で、私たちの身の回りには、病気やケガ、死亡、介護、災害、賠償責任など、ちょっと考えただけでも様々な「リスク」が存在します。このようなリスクに対して、多くのご家庭では、万一の時には、保険を活用したり、貯蓄を活用したりして対応するかと思います。ここでは、リスクに備える手段として、「保険」と「貯蓄」の違いについて、簡単にご説明したいと思います。

保険について

保険は、死亡や傷害、火災、盗難、事故などの偶発的な事柄(保険事故)によって生じる経済的不安(損失)に備えて、多数の者が掛け金(保険料)を拠出し、それを原資として保険事故に遭遇した者に所定の金額を給付する制度をいいます。これは、将来起こる可能性のある危険に対し、予測される事故発生の確率に見合った一定の保険料を加入者が公平に分担し、万一の保険事故に対して備える「相互扶助の精神」から生まれた助け合いの制度となっています。

|生命保険|
人の死亡または一定の年齢までの生存に対して、一定の金額を支払うことを約束する保険。

|損害保険|
偶然の事故により生じた損害をてん補する保険。

貯蓄について

貯蓄は、日常的には、金銭(財貨)を蓄えることをいいます。これは、将来のライフイベント(結婚・教育・旅行・起業・老後等)や日常の金銭的備え(様々支出の原資)などのために行うものであり、資産運用においては、安全かつ確実に貯めることが基本となります。また、経済学的には、経済主体が受け取った所得のうち、消費に支出されなかった残余の部分をいいます。

保険と貯蓄の違いについて

日常生活において、リスクに備える手段として、「貯蓄」と「保険」の2つがあります。通常、貯蓄については、リスクに備える一番身近な手段ですが、誰もがあらゆるリスクに対応できるだけの資金を持っているとは限りません。これに対して、保険については、契約した時点から払い込んだ保険料に関わらず、約束された保障額を受け取ることができます。そのため、保険は、万人向けの効果的なリスクファイナンスと言えます。(貯蓄は三角、保険は四角)

貯蓄

保険