債券と債権の違いは?

日常において、「債券」「債権」という用語をたまに目にすることがあります。この二つは、どちらも「さいけん」と読む同音異義語で、それぞれ意味が異なっているのですが、時として書き間違えることもあるのではないでしょうか?

ここでは、「債券」と「債権」の違いについて、簡単にまとめてみました。

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債券について

債券は、国や地方公共団体、独立行政法人、事業会社、国際機関、外国の政府などが資金調達のために発行する「有価証券(借用証書)」をいいます。

現在、代表的な金融商品の一つで、国債や地方債、社債、外債など様々なものがあり、日々、債券市場(主に店頭市場)を通じて取引されています。

債権について

債権は、ある者が他の者に対して、一定の行為(給付)を請求することを内容とする権利をいいます。

法律上、財産的利益を内容とする権利であることから財産権の一つであり、また請求権でもあります。例えば、貸金や売掛金など金銭の支払いの請求や、物の引渡しの請求などが、身近なものとして挙げられます。

債券と債権の違いについて

最後に「債券」と「債権」の違いを簡単にまとめると、以下のようになります。

◎債券は有価証券の一つであるのに対して、債権は財産権の一つである。

◎債券は資産運用で使われる金融用語であるのに対して、債権は権利関係で使われる法律用語である。

◎日常において、債権の方が馴染みがあるのか、債券を債権と書き間違えることが多い。