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変動金利定期預金
変動金利定期預金は、適用金利が一定期間毎に変更される定期預金をいいます。これは、預入した時点の金利がそのまま満期まで適用されるスーパー定期(固定金利商品)などとは異なり、満期までの期間中に、金利が上昇傾向にある時は固定金利商品より有利になる一方で、金利が低下傾向にある時は固定金利商品より不利になります。
目次:コンテンツ構成
変動金利定期預金の主なポイント
変動金利定期預金は、固定金利タイプの定期預金とは仕組みが大きく異なり、主なポイントとして以下が挙げられます。
・適用金利が一定期間毎に変更(6カ月が多い)
・預入期間は、1年・2年・3年など(金融機関により異なる)
・利払方法は、単利型と複利型の2つがある(複利型は個人に限定)
・中途解約をする場合、その期間に応じて中途解約利率が適用され、満期まで預入した場合の金利よりも低くなる
・総合口座にセットできる
変動金利定期預金の基本事項
変動金利定期預金は、市場金利を反映する変動金利で運用したい場合に活用し、通常、金利の上昇局面で活用するのが基本となります。
また、適用金利については、預入金額に応じて、指標金利に一定のプレミアム(スプレッド金利)が上乗せされて決定され、具体的には、300万円未満はスーパー定期(6カ月)の店頭表示利率、300万円以上1000万円未満はスーパー定期300(6カ月)の店頭表示利率、1000万円以上は大口定期預金(6カ月)の店頭表示利率などが指標金利に利用されることが多いです。
取扱機関 | 銀行、信金、信組、労金など |
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リターン | 利息 |
リスク | 信用リスク(金融機関の倒産) |
関連マーケット | 短期金融市場 |
預入金額 | 1円以上1円単位など |
預入期間 | 1年以上3年以内が一般的 |
金利種類 | 変動金利(6カ月毎に金利見直し) |
利払い | 単利型・・・6カ月毎に中間利払い 半年複利型・・・満期時一括払い |
換金性 | いつでも解約可、中途解約利率適用 |
類似商品 | 個人向け国債(変動型) |
税金 | 源泉分離課税 |
保護制度 | 預金保険制度の対象 |