戸籍と住民票の違い

日常生活の中で、「戸籍」と「住民票」は、日本人の誰にでも関係があるものです。どちらも公的な記録であり、時として、行政上の手続きをしたり、証明書として取ったりすることがありますが、その仕組みや内容はご存知でしょうか?

ここでは、「戸籍と住民票の違い」について、簡単にまとめてみました。

戸籍について

戸籍は、日本において、日本国民の身分関係を登録し、公に証明する公簿をいいます。これは、個人の氏名、出生、親子関係、親族関係、養親子関係、婚姻・離婚、死亡などの情報が記録されており、本籍のある市区町村で保管・管理され、親子・兄弟姉妹の関係を証明する時や相続の手続きをする時などに必要となります。

住民票について

住民票は、日本において、市区町村の住民として、住民に関する事項を記載し、住民の居住関係を公的に証明するものをいいます。これは、個人を単位としたもので、住民基本台帳法で規定されており、また居住する市区町村で保管・管理され、住所などを証明する時に必要となります。

戸籍と住民票の違いについて

戸籍と住民票の違いを簡単にまとめると、以下のようになります。

●戸籍は、人の身分事項(父母名、出生、死亡、婚姻、離婚、縁組など)を公に証明するものなのに対して、住民票は、住民の居住関係(住んでいること)を公に証明するものである。

●戸籍は、戸籍法に基づく届出により記録され、本籍地の市区町村役場で保管・管理されているのに対して、住民票は、住民基本台帳法に基づく制度(住民基本台帳)により、住所地の市区町村役場で保管・管理されている。

●戸籍の代表者は筆頭者であるのに対して、住民票の代表者は世帯主である。また、代表者が欠けた場合、戸籍は変化しないが、住民票は変化する。