ダウ平均

読み方: だうへいきん
英語名: Dow Jones Averages
分類: 株価指数(米国)

ダウ平均(ダウ平均株価)は、アメリカ合衆国のダウ・ジョーンズ(現・S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス)が開発した「ダウ式平均株価」、または「ダウ工業株30種」のことをいいます。これは、前者については、新株権利落ちや配当落ちなどでプレミアム分が安くなることにより連続性が途絶えるなど、単純平均株価の欠点を修正し、価格の長期的な連続性を表示するために考案された「修正平均株価」の代表的なものを意味し、一方で後者については、米国を代表する優良30銘柄を選出して指数化した「ダウ・ジョーンズ工業株価平均(Dow Jones Industrial Average)」を意味します。

一般に「ダウ平均」と言った場合は、米国株式市場において、歴史のある継続的な株価指数である、後者の「ダウ・ジョーンズ工業株価平均」を指し、米国株式市場の動向を日々表すバロメーター(指標)として世界的に広く知られています。なお、現在、算出されているダウ平均には、「ダウ・ジョーンズ工業株価平均(工業株30種)」の他に、「ダウ・ジョーンズ輸送株平均(輸送株20種)」、「ダウ公共株平均(公共株15種)」と、この3つを合わせた「ダウ・ジョーンズ総合平均(総合65種)」もあります。

ダウ平均の概要

ダウ平均(ダウ・ジョーンズ工業株価平均)とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出・公表する、主要業種の代表的な30の優良銘柄で構成される平均株価指数をいいます。また、名称の「工業(industrial)」という意味に対しては、広範な考えを持ち、輸送と公共事業以外の会社であれば、全ての会社が対象となります。現在、本指数は、米国を代表するニューヨーク株式市場の重要な株価指標となっており、米国株の代表的な株価指数として、世界中で常に注目されています。

ダウ平均の構成銘柄(2018年7月)

・3M(スリーエム)-化学
・American Express(アメリカン・エキスプレス)-金融
・Apple(アップル)-IT
・Boeing(ボーイング)-航空機
・Caterpillar(キャタピラー)-重機
・Chevron(シェブロン)-石油
・Cisco Systems(シスコシステムズ)-情報通信
・Coca-Cola(コカ・コーラ)-飲料
・DowDuPont(ダウ・デュポン)-化学
・Exxon Mobil(エクソンモービル)-石油

・Goldman Sachs(ゴールドマン・サックス)-金融
・Home Depot(ホーム・デポ)-小売
・IBM(International Business Machines)-IT
・Intel(インテル)-半導体
・Johnson & Johnson-ヘルスケア
・JPMorgan Chase and Co.(JPモルガン・チェース)-金融
・McDonald's(マクドナルド)-外食
・Merck & Company(メルク)-医薬品
・Microsoft(マイクロソフト)-ソフトウェア
・Nike(ナイキ)-その他製品

・Pfizer(ファイザー)-医薬品
・Procter & Gamble(P&G)-日用品
・Travelers(トラベラーズ)-保険
・UnitedHealth Group(ユナイテッド・ヘルス)-保険
・United Technologies Corp. -航空・宇宙・防衛
・Verizon(ベライゾン)-通信
・Visa(ビザ)-その他金融
・Walmart(ウォルマート)-小売業
・Walgreens Boots Alliance-小売業
・Walt Disney(ウォルト・ディズニー)-娯楽・メディア

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスについて

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは、2012年7月にS&Pインデックスとダウ・ジョーンズ・インデックスが統合し、世界最大の金融市場指数のプロバイダーとなりました(S&PグルーバルとCMEグループの合弁会社)。現在、旗艦指数であるS&P500およびダウ平均から、株式や債券、コモディティ、不動産、戦略型、スペシャルティまで、世界中の様々な資産クラスや戦略をカバーする多彩な指数を提供しており、また投資家が市場を測定・取引する方法を継続的に定義しています。