株価

読み方: かぶか
英語: Stock price、Share price
分類: 株価

株価は、株式市場(マーケット)において、株式の値段(価格)をいいます。これは、直近に約定があった値段を指し、また一方的に売りまたは買いの注文が多く、売買が成立していない時の値段は「気配値」と言います。

なお、株価に対して、株式市場全体の値動きを総合的に捉えて表示するために、複数の銘柄の株価を一定の計算方法によって指数化し、継続的に算出・公表されているものを「株価指数」と言います。

目次:コンテンツ構成

株価の形成

株価は、投資家の「売り」と「買い」の需給関係(バランス)から価格が決まり、取引時間中は様々な値動きをし、昨今では、証券取引所(金融商品取引所)で形成される以外に、私設取引システム(PTS)でも形成されます。

また、最新の株価は、インターネットやモバイルなどから簡単に知ることができますが、リアルタイムの株価については、口座を開設した証券会社の取引サイトなどで提供されており、それ以外は基本的に20分遅れとなっています。

株価の四本値

株価の四本値とは、株式市場において、日や週、月、年など、ある期間(時間)を区切って相場の値動きを示す時に、始値・高値・安値・終値の4つの値段(株価)をいいます。

始値
該当期間において、最初に取引された株価。
高値
該当期間において、取引された中で、最も高い株価。
安値
該当期間において、取引された中で、最も安い株価。
終値
該当期間において、最後に取引された株価。

株価の年初来高値と年初来安値

日々の株価において、基本となる四本値の他に、年初来高値と年初来安値も注目されます。

年初来高値

年初来高値は、日本において、1月1日~3月31日については「前年の1月1日~当日の高値が年初来高値(昨年来高値)」、4月1日~12月31日については「今年の1月1日~当日の高値が年初来高値」としています。

年初来安値

年初来安値は、日本において、1月1日~3月31日については「前年の1月1日~当日の安値が年初来安値(昨年来安値)」、4月1日~12月31日については「今年の1月1日~当日の安値が年初来安値」としています。

※比較する期間が短すぎると、指標の意味合いが薄れるための対応。

iFinancial TV