修正平均株価
読み方: | しゅうせいへいきんかぶか |
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分類: | 概念 |
修正平均株価は、増資や減資、株式分割、株式併合、銘柄入替など、特殊な株価変動を修正し、連続性を持たせた平均株価をいいます。
連続性に欠ける問題がある単純平均株価を修正して連続性を維持し、時系列分析を可能にした平均株価で、また単純平均株価とは、構成する全銘柄の株価合計をその銘柄数で単純に割ったものをいいます。
現在、修正平均株価を求める際の代表的な計算法として、構成銘柄の株価合計を恒常除数で割って求める「ダウ式修正平均法」があり、またダウ式の計算による平均株価(ダウ式修正平均株価)として、ダウ平均や日経平均株価などが代表例として挙げられます。
なお、ダウ式修正平均株価については、単純平均株価の連続性問題を解決する一方で、値嵩株の影響は依然として残ります。
※恒常除数:権利価格(権利付最終株価と権利落ち理論株価との差)を基に計算したもので、また計算開始時点の恒常除数は銘柄数に等しい。