債券と債権の違い

普段の生活の中で、「債券」や「債権」という用語をたまに目にすることがあります。この二つは、どちらも「さいけん」と読む同音異義語で、それぞれ意味が異なっているのですが、時として書き間違えることもあるのではないでしょうか? ここでは、「債券と債権の違い」について、簡単にまとめてみました。

債券について

債券は、国や地方公共団体、独立行政法人、事業会社、国際機関、外国の政府などが資金調達のために発行する「有価証券(借用証書)」のことをいいます。これは、金融商品の一つで、国債や地方債、社債、外債など様々なものがあり、日々、債券市場(主に店頭市場)を通じて取引されています。

債権について

債権は、ある者が他の者に対して、一定の行為(給付)を請求することを内容とする権利をいいます。これは、通常、財産的利益を内容とする権利であることから財産権の一つであり、また請求権でもあります。例えば、貸金や売掛金など金銭の支払いの請求や、物の引渡しの請求などが、身近なものとして挙げられます。

債券と債権の違いについて

日常において、債権の方が馴染みがあるのか、債券を債権と書き間違えることが多いようです。この二つは、用語としては全く意味が異なり、簡単に言えば、債券は有価証券の一つであるのに対して、債権は、財産権の一つです。