VIX指数

読み方: ぶいあいえっくすしすう
英語名: Cboe Volatility Index(VIX Index)
分類: 株価指数(米国)

VIX指数(VIX Index)は、「CBOE VOLATILITY INDEX(CBOEボラティリティ指数)」の略称で、別名では「恐怖指数(Investor fear gauge)」とも呼ばれます。これは、シカゴ・オプション取引所(CBOE)が、S&P500を対象とするオプション取引ボラティリティ(30日間)を元に算出・公表している指数をいいます。

なお、ここで言うボラティリティとは、株価の変動(値動き)の度合いのことで、株価が激しい値動きをするほど数値が高くなります。

VIX指数の見方

VIX指数は、投資家心理(リスクセンチメント)を反映する数値として利用されており、この数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされます。通常は、10から20の間で推移することが多いですが、相場の先行きに大きな不安が生じた時には、この数値が大きく上昇するという傾向があります。

例えば、2008年10月に起きた世界的な金融危機では、株価が大暴落を起こし、VIX指数が一時89を超えるまでに上昇し、マーケットに大きな緊張感が走りました。

・史上最高値:89.53(2008年10月24日)

VIX指数の仕組み

VIX指数の基本的な仕組みは、以下のようになっています。

◎VIX指数は、市場参加者(投資家)が株式市場の将来の変動をどのように予想しているかを示す指数であり、オプション価格に基づいて算出される。

◎VIX指数を計算するために用いられるオプションは、S&P500のプット・オプションコール・オプションである。

◎VIX指数は、広範囲のプット・オプション及びコール・オ プションの加重価格を平均することによりインプライド・ボラティリティを測定し、またインプライド・ボラティリティには投資家の予想が反映される。

◎VIX指数は、株安を予想する市場参加者が増えると上昇する傾向があり、一方で株高を予想する市場参加者が増えると低下する傾向がある。

VIX指数の活用

VIX指数のデータ(チャート)は、Googleで「VIX」と検索すると、すぐに表示されるので、簡単にチェックできます。

現在、CBOEには、VIX指数の先物が上場されており、そのポジションは米商品先物取引委員会(CFTC)が毎週公表しています。通常、株安予想が増えると先物の買い建玉が積み上がり、一方で株高予想が増えると売り建玉が積み上がる傾向があります。

また、東京証券取引所においては、VIX先物指数(円換算)に連動するETFの「VIX短期先物指数」が上場されているので、リスクテイクやリスクヘッジを目的として、個人でも気軽に取引(売買)することができます。