ボラティリティ

英語名: Volatility
分類: デリバティブ|基礎知識

ボラティリティは、価格の変動性(変動率)のことをいいます。これは、金融工学では、資産価格の変動の激しさを表すパラメータ(価格の変動幅の比率)のことをいい、またオプションでは、原資産価格が1年間でどの程度変動するかを年率(%)で表示したものをいいます。

一般にボラティリティは、価格変動が大きければ高くなり、逆に価格変動が小さくなれば低くなります。例えば、債券価格の場合、通常、マーケット(債券市場)において、短期債の価格よりも長期債の価格のボラティリティの方が高く(大きく)なる傾向があります。

なお、ボラティリティは、資産運用においては、テクニカル分析の一つの指標としても活用されています。

<ボラティリティとオプション価格(プレミアム)の関係>

・ボラティリティが高いほどプレミアムは高くなる
・ボラティリティが低いほどプレミアムは低くなる

オプションのヒストリカル・ボラティリティ

ヒストリカル・ボラティリティ(HV)とは、過去のデータに基づいて算出した変動率のことをいいます。これは、過去一定期間の原資産価格の変化率の平均値から求められ、統計学でいう「標準偏差」にあたります。

オプションのインプライド・ボラティリティ

インプライド・ボラティリティ(IV)とは、現在のオプション料プレミアム)から将来の変動率を予測したものをいいます。これは、市場参加者が今後プレミアムがどのように変化するかを数値化したもので、市場参加者における将来の予想(人気や期待度など)が反映されています。