外貨預金と外貨建てMMFの違いは?
一般に外貨投資の一番身近なものとして、「外貨預金」と「外貨建てMMF」の2つがあります。どちらも外貨建て商品のため、為替変動による為替リスクはありますが、外貨投資を初めて行う人にとっては、比較的シンプルで分かりやすいといえます。通常、運用にあたっては、「円高で預けて、円安で引き出す(円転する)」というのが基本となりますが、それ以外にも「外貨投資のベース商品」として活用できます。例えば、外貨預金であれば、外国債券や外国投信などの受け皿として、また外貨建てMMFであれば、外国債券や外国投信、外国株式の受け皿として活用できます。
■外貨預金と外貨建てMMFの商品内容
外貨預金と外貨建てMMFは、どちらも外貨投資の定番商品ですが、その内容は大きく異なります。
|外貨預金
元金や利息が共に外貨建ての預金をいいます。基本的な仕組みは、円預金と同じで、これには、外貨普通預金、外貨通知預金、外貨貯蓄預金、外貨定期預金などがあります。
|外貨建てMMF
外国で設定され、日本に持ち込まれて販売される外国投信の一種で、一般に対象通貨の高格付け債券や短期金融商品を中心に運用され、信用リスクの軽減や資金の流動性の確保が図られているため、外貨建て元本の安全性は非常に高いです。
■外貨預金と外貨建てMMFの比較表
下記の比較表では、外貨投資のエントリー商品である外貨預金と外貨建てMMFの違いについて簡単にまとめてみました。
| 運用対象 | 外貨預金 | 外貨建てMMF |
|---|---|---|
| 取扱機関 | 銀行、信金、信組など | 証券会社、銀行など |
| 商品種類 | 普通預金、貯蓄預金、定期預金、仕組み型預金・・・ | MMF |
| 通貨 | 米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、カナダドル、英ポンド、スイスフラン、タイバーツ、香港ドルなど (対象通貨は外貨MMFより多い) |
米ドル、ユーロ、豪ドル、カナダドル、英ポンドなど (対象通貨は外貨預金より少ない) |
| リターン | インカムゲイン −利息(確定利回り) キャピタルゲイン −為替差益 |
インカムゲイン −収益分配金(実績配当) キャピタルゲイン −為替差益 |
| リスク | 為替リスク 信用リスク(金融機関の倒産) |
為替リスク |
| 預入金額 | 金融機関や商品による(定期はある程度の預入単位が必要) | 金融機関による(預入単位が比較的小さい) |
| 預入期間 | 普通預金:無期限 定期預金:1カ月から1年など |
無期限 |
| 為替手数料 | 金融機関による(一般的に外貨MMFより高い) | 金融機関による(一般的に外貨預金より安い) |
| 税金 | 利息(源泉分離課税) 為替差益(雑所得) |
利息(源泉分離課税) 為替差益(非課税) |
| 換金性 | 普通預金はいつでも可能、定期預金は中途解約に制限あり | いつても可能 |
| 外貨での 引き出し |
出来るところもある トラベラーズチェックも作成可 |
出来ない |
| 外貨での 送金 |
出来るところもある | 出来ない |
| キャンペーン | 時期により金利優遇等を実施 | 特になし |
| その他 | 外国投信・外債などの受け皿口座として活用 | 外国投信・外債などの受け皿口座として活用 |
↓ ↓ ↓
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