リスクマネー

英語名: Risk Money
分類: 資金

リスクマネー(Risk Money)は、狭義には、マーケットにおいて、リスクをとって高いリターンを狙う、短期売買を中心とした資産運用を行う投資家の資金のことをいいます。

また、広義には、資金の出し手がある程度のリスクを負いながら投じられる資金のことを指し、ベンチャーキャピタルや投資ファンドなどが行う、株式引き受けによる出資や劣後ローンなども該当します。

リスクマネー系の運用手法

リスクマネーの主体のことを「リスクマネー系」と呼び、その投資方針として、短期運用を基本としています。具体的には、高い収益を目指して、先物やオプションなどデリバティブを活用したり、レバレッジを効かせたりするなど、ハイリスク・ハイリターンの運用となっています(運用手法は様々)。

リスクマネーとリアルマネー

リスクマネーは、マーケットにおいて、ハイリスク・ハイリターンを狙う、ヘッジファンドCTAなどの資金をいいます。これに対して、マーケットにおいて、リスクを抑えて長期投資を行う、年金基金や投資信託、保険会社などの資金を「リアルマネー」と言います。

リスクマネーの位置づけ

マーケットでは、リスクマネーが取引を先導し、リアルマネーが追随する傾向があります。また、リスクマネーは、自ら相場を動かそうとすることが多く、市場参加者が少ない(相場が薄い)時間帯を狙って、積極的に仕掛けてくることもよくあります。

リスクマネーの用例

「リスクマネー」という用語は、マーケットニュースや市況概況、経済記事などでもたまに出てきます。

<本用語の使用例>

・民間が手を出しにくい事業にリスクマネーを提供し新産業を育てる
・ヘッジファンドなどのリスクマネーは必ず出口戦略を考えて投資行動に出る
・世界経済の自律回復の動きが追い風となって、このところリスクマネーの動きが再び活発化している