緩和マネー

読み方: かんわまねー
分類: 資金

緩和マネーは、「金融緩和マネー」とも呼ばれ、中央銀行が行う金融緩和策によって、市場に流出した資金(お金)のことをいいます。これは、景気回復やデフレ脱却などを目的とした金融緩和によって市場に流出したお金で、より有利な投資先を求めて世界中を駆け巡るという特色があります。その対象は、新興国から先進国まで、株式や債券、商品、不動産など多様で、それが膨張するのに伴って資産価格を大幅に上昇させ、さらにはバブルを発生させることもあります。

2008年のリーマンショックの後、景気回復やデフレ脱却などを目的として、米国のFRB、欧州のECB、日本の日銀などが大規模な緩和策を実施し、大量の緩和マネーにより、世界的な株高や不動産高などを生じさせています(FRBは2014年10月に緩和終了、ECBは2018年12月に緩和終了、日銀は継続中)。一方で、緩和マネーは、中央銀行のバランスシートを大きく膨らませているため、いつかは政策転換(バランスシート縮小や金利正常化など)が必要となり、市場を混乱させるリスクもはらんでいます。