上海銀行間取引金利(SHIBOR)

読み方: しゃんはいぎんこうかんとりひききんり
英語: Shanghai InterBank Offered Rate(SHIBOR)
分類: 金利

上海銀行間取引金利は、「SHIBOR(しゃいぼー)」とも呼ばれ、中華人民共和国の上海市場(短期金融市場)の銀行間取引金利をいいます。

2007年に中国の中央銀行である中国人民銀行が導入したもので、その種類には、翌日物、1週間物、2週間物、1カ月物、3カ月物、6カ月物、9カ月物、1年物があり、中国の銀行間取引金利の指標となっています。また、その中でも、日本(東京市場)と同様、翌日物が取引の大半を占めています。

現在、上海市場の短期金利取引には、国内外の商業銀行や中国系政策銀行、資産管理会社、年金基金など多くの金融機関や組織が参加し、短期資金の貸し借りが日々行われ、また中国人民銀行が本市場を管理し、その決済は電子取引で行われています。

なお、中国政府が金融引締策(または金融緩和策)を実施すると、その効果は本市場に波及することになります。

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