小切手

読み方: こぎって
分類: 手形・小切手

小切手は、一定の金額を支払うことを金融機関に委託する有価証券をいいます。これは、振出人が記載された金額を支払うことを約束した証書(支払証券)であり、受取人は小切手を呈示することにより、現金の支払いが受けられます。通常、相手方と現金を直接授受するリスクや手数などを避けるために使用され、本来、現金に代わる安全な支払手段であり、この点は信用手段である手形とは異なります。また、手形が原則として支払期日にならないと現金化することができないのに対して、小切手はすぐに現金化することができます。

なお、小切手を使用する際には、手形と同様、銀行などの金融機関と当座勘定取引契約を締結し、金融機関に当座預金の口座を開設して、統一小切手用紙を交付してもらう必要があります(所定の審査あり)。

小切手の仕組み

小切手は、支払委託の有価証券であり、小切手用紙に必要事項を記載の上、署名(記名捺印)して相手方(受取人)に渡し、受取人はこれを支払金融機関に呈示することによって資金の決済を受けます(小切手の呈示に基づいて、振出人が当座預金の口座から支払うことで決済は完了)。また、呈示については、支払金融機関の店頭に直接赴く場合と、手形交換所を経由して交換呈示される場合とがありますが、通常は後者がほとんどです。

・小切手の支払いのための呈示は、振出日から10日目までに行わなければならないとなっている(振出日を含めて11日間。最終日が金融機関の休業日にあたった場合には翌営業日まで延長)。

・小切手の受取人は、振出人の承諾を得ることなしに、その小切手を他の人に渡して代金の支払いなどに使うことができる。

小切手の必要的記載事項

その記載がないと小切手としての効力を生じない事項を「必要的記載事項」と言い、小切手法では明確に定めています。

・小切手であることを示す文字
・一定金額の単純な支払委託文句
・支払人(金融機関の名称)
・支払地(支払人の住所)
・振出日
振出地
・振出人の署名