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アジアン・オプション

英語: Asian Option
分類: オプション

アジアン・オプション(エイジアン・オプション)は、「アベレージ・オプション」とも呼ばれ、原資産または権利行使価格(ストライクプライス)にアベレージ価格を使うオプション取引をいいます。

対象となるペイオフ関数が、ある期間に渡る原資産価格の平均に依存する「経路依存型オプション」の一つで、現在、様々な種類があり、その区分としては、バニラオプションの場合と同様、コールとプット、ヨーロピアンタイプアメリカンタイプなどがあります。

◎ペイオフ関数とは、ペイオフ(オプション契約が満期時点にもたらす収入)を満期時点の原資産価値の関数で表現したもの。

◎観測時点には、連続サンプリングと離散サンプリングのニ通りがあるほか、平均の取り方にも、算術平均と幾何平均の区分がある。

◎バニラオプションのペイオフ関数における原資産価格を、その平均で置き換える固定ストライクと、原資産価格ではなく権利行使価格を置き換える変動ストライクの区分がある。

一般にアジアン・オプションにおいて、原資産価格にアベレージ価格を使うものを「アジアン・プライス・オプション」と呼ぶのに対して、権利行使価格にアベレージ価格を使うものを「アジアン・ストライク・オプション」と呼びます。

前者のアジアン・プライス・オプションは、予め定められた一定期間の原資産価格の平均値を原資産価格とし、この平均価格と権利行使日における権利行使価格との差を清算します。

一方で、後者のアジアン・ストライク・オプションは、満期日における権利行使価格を、権利行使日におけるその時点の原資産価格の代わりに、ある特定の期間における原資産価格の平均値を権利行使価格として用いており、買い手は、満期日に原資産価格の代わりに、原資産価格の平均価格で対象となる原資産を手に入れることができます。