プレイン・バニラ・スワップ
英語: | Plain Vanilla Swap |
---|---|
分類: | スワップ |
プレイン・バニラ・スワップ(Plain Vanilla Swap)は、「プレーン・バニラ・スワップ」とも表記され、同一通貨の固定金利と変動金利との交換を行うスワップ取引をいいます。金利スワップの一つで、その呼称は、アイスクリームのプレイン・バニラのように、最も基本となるスワップ取引に由来するそうです。
目次:コンテンツ構成
プレイン・バニラ・スワップの仕組み
プレイン・バニラ・スワップは、金利スワップの中で最も基本的な取引です。
具体的には、一方の当事者(X)が契約締結時に決定した想定元本に対して決められた「固定金利分」を他方の当事者(Y)に契約期間支払うと同時に、YはXに対して同額の想定元本に対して「変動金利分」を同期間支払うという仕組みになっています(スワップの金利支払いは後払いが普通)。
プレイン・バニラ・スワップの位置づけ
金利スワップは、全てのデリバティブの中で最も多く取引されており、その中でも「プレイン・バニラ・スワップ」は最も中心的かつ重要な取引と言えます。また、マーケットで取引されているプレイン・バニラ・スワップの固定金利水準を「スワップレート」と言い、長期金利の指標の一つとなっています。