当座資産
読み方: | とうざしさん |
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分類: | 財務諸表/貸借対照表 |
当座資産は、企業において、短期間に回収される(資金化できる)資産のことをいいます。これは、貸借対照表(B/S)の借方の「資産の部」の「流動資産」を構成する項目の一つで、具体的な勘定科目には、資産の中でも特に換金性が高い、現金や預金、受取手形、売掛金、短期保有の有価証券(1年以内に満期の到来する債券等)、短期貸付金、未収金などが挙げられます。
また、企業の当座資産に対する流動負債の割合を「当座比率」と言い、財務分析において、短期の負債に対する企業の支払い能力を見るための基本的な指標となっています。
<短期保有の有価証券の対象>
・一時的に資金運用の目的で取得した市場性のあるもの
・満期保有目的の債券で満期までの期限が1年以内のもの