ツナギ売買
読み方: | つなぎばいばい |
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分類: | 株式取引 |
ツナギ売買(つなぎ売買)は、株式やコモデティの取引で生じる損失を回避するために、カラ売りやカラ買いでヘッジしておくことをいいます。
損失を回避する保険機能を果たす取引手法で、同一人が反対売買を行うことにより、一方での損失は他方の利益で相殺されるという仕組みになっており、「つなぎ売り」と「つなぎ買い」の二つがあります。
この中で、株式のつなぎ売りは、公募株の購入時や配当・株主優待の権利確定などで、個人投資家もよく利用します。
●つなぎ売り
相場の下落が予想される局面などに、保有している現物を売らずに、同じ銘柄を空売り(信用売り、先物売り)する。
●つなぎ買い
相場の上昇が予想される局面などに、あらかじめ空買い(信用買い、先物買い)で買っておき、後日、現引きして決済する。