セリクラ

読み方: せりくら
分類: 視点

セリクラは、「セリング・クライマックス(Selling climax)」の略で、中長期的な下落相場の最終段階において、取引参加者の大半が弱気一色となって大量の売り注文をマーケット(市場)に出し、相場急落するような局面(状況)のことをいいます。

一般に本状況は、過去にはリーマンショックなど、予期せぬ大きな悪材料がきっかけになって発生することが多く、市場では総悲観やパニック(心理的恐怖感)となって売り一色となり、また評価損が一気に膨らみ追証が発生して「投げが投げを呼ぶ展開」となり、さらに連鎖的な一斉売りによって大暴落となることが多いです(暴落は何度か続くことがある)。その際には、多くは大商いを伴い、また後になって振り返ってみると、歴史的な大底をつけることもあります。

なお、セリクラによって一斉に売り込まれた後は、需給が急速に改善し、その後は相場が上昇に転じることが多いです。

<本用語の使用例>

・米国市場の下げ止まり待ちだが、セリクラ的なデータが並んだので注意
・市場が大きく動揺している時は、安易な押し目買いをせず、セリクラを待て
・想定するセリクラが来ず、その前に地合いが好転してしまったら、別の戦略で対応する