個人型確定拠出年金(個人型年金)

読み方: こじんがたかくていきょしゅつねんきん
分類: 確定拠出年金

個人型年金は、「iDeCo(イデコ)」の愛称でも知られる、「個人型確定拠出年金」の略称をいいます。これは、国民年金基金連合会が運営主体となり、自営業者等や専業主婦(主夫)、企業年金のない会社に勤める従業員を対象とした個人向けの確定拠出年金の制度です。

目次:コンテンツ構成

個人型確定拠出年金(個人型年金)の仕組み

確定拠出年金とは、確定拠出年金法に基づき、予め毎月の掛金額を決めておき、積立金の運用成績に応じて、将来に受け取る年金給付額が決まる年金制度をいい、その一形態である「個人型年金」は、国民年金基金連合会が運営主体となり、銀行や証券会社、保険会社などの金融機関で提供されています。

公的年金(国民年金、厚生年金)へ上乗せできる制度(私的年金)で、また税制上の優遇もあり、将来の老後資金を充実させる有効な手段の一つである。

◎運用がうまくいけば将来受け取る年金額が多くなる反面、運用がうまくいかなければ将来受け取る年金額が少なくなり、「自己責任」が求められる(運用の知識は必須)。

◎給付の種類には、老齢給付金・障害給付金・死亡一時金の3種類があり、老齢給付金と障害給付金は5年~20年の有期年金として支給される。

個人型年金の加入者のメリットとデメリット

個人型確定拠出年金(個人型年金)は、加入者にとって、以下のようなメリットとデメリットがあります。

個人型年金の主なメリット

・公的年金の上乗せ制度の選択肢の一つである
・原則60歳から老齢給付金を受け取ることができる
・運用方法は加入者個人で決めることができ、運用成績が良ければ年金額が増える
・掛金が所得控除され、所得税や住民税が軽減するなどの税制上の優遇措置がある
・積み立てた年金資産の持ち運びができるポータビリティーがある
・積立金の残高がすぐに把握できて明確である

個人型年金の主なデメリット

・年金額が事前に確定していない
・運用リスクは加入者本人が負い、運用成績が悪ければ年金額が減る(元本割れもあり)
・事務費などの手数料は加入者が負担する
・掛金を途中で引き出すことはできない