利食い

読み方: りぐい
分類: 運用損益

利食いは、資産運用において、ある銘柄ポジションの「利益を確保(確定)する」ことをいいます。これは、株式取引(現物取引、信用取引)や債券取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引、CFD取引などにおいて、ある程度の含み益(評価益)が出ている時に、その利益を実現させて一つの取引を完了することを指します。

一般に利食いには、「ロング(買い)」と「ショート(売り)」の二つのケースがあり、買いに対する反対売りの利益確保を「利食い売り」と呼び、また売りに対する反対買いの利益確保を「利食いの買戻し」と呼びます。

利食いのポイント

利食いは、短期売買(デイトレード)や中期投資の損益管理をする上で非常に重要なものであり、いかに利食いをうまくやるかは大きなカギとなります。

例えば、含み益が出ている場合、利食いのターゲットを定めたり、逆指値注文で予め最低限の利益を確保したりするのもよいです。また、逆指値は、含み益の状況によって適宜修正すると効果的で、トレーリングストップは便利です。

利食いに関する格言:利食い千人力

相場の有名な格言の一つに「利食い千人力」というものがあります。これは、”利食いは千人を味方につけたくらい価値がある”という意味で、具体的には、含み益に喜んでさらに利益を追うようなことはしないで、含み益がそれなりにある段階で、儲けを確定させるのが賢明だという教えになっています。

実際のところ、相場が予想通りに展開して含み益が出てくると、誰でも心が弾んで更なる欲が出てきますが、利益とは確定して初めて実現するものなので、利食いを確実に行うことが投資成功の基本となります(欲をかきすぎると、機会を逃すことが多い)。