契約者配当金

読み方: けいやくしゃはいとうきん
分類: 配当

契約者配当金は、生命保険においては、生命保険会社が保険料を算出する際に設定した予定基礎率(予定死亡率・予定利率・予定事業費率)と実際の結果との差によって生じた剰余金の中から、保険契約者に分配されるお金をいいます。

一般に生命保険では、保険料は三つの予定基礎率を基に算出していますが、実際には予定した通りの結果になるとは限らず、予定と実際との差によって剰余金が生じた場合に、その還元として「契約者配当金」が分配されます。また、同じ保障内容であれば、通常、配当を見込まない商品の方が保険料が割安になります。

なお、契約者配当金は、損害保険においては、積立保険(貯蓄型保険)で積立保険料部分の運用利回りが予定利率を超えた場合に、満期返戻金とあわせて、損害保険会社から保険契約者に支払われるお金をいいます。

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