日経JAPAN1000
読み方: | にっけいじゃぱんせん |
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分類: | 株価指数(日本) |
日経JAPAN1000は、2005年3月1日から2021年6月25日まで、日本経済新聞社が算出していた、日本の株式市場全体の動向に連動させた運用を目指す投資家のベンチマークとなることを主目的に設計した、浮動株を調整した時価総額型の株価指数をいいます。
目次:コンテンツ構成
日経JAPAN1000の算出方法
日経JAPAN1000は、構成銘柄の浮動株調整済み時価総額合計額を、「基準時価総額」で割って算出しました。また、別途、構成銘柄の配当を基準時価総額の調整の対象とした浮動株調整時価総額型(配当込み)の指数である「日経JAPAN1000D」も算出しました。
・基準日である2002年11月1日の基準値を1,000ポイントとして算出
・ブラックマンデーやバブル崩壊など局面毎の指数の動きを解析可能な長期性を確保するため、1986年11月1日まで遡及計算
・ETFやREIT、優先出資証券、子会社連動配当株などの普通株式以外を除く、国内証券取引所に上場する全銘柄(親株式、内国株)から選定された1000銘柄を対象に算出
・日経の総合経済データベースNEEDSに収録されている関連情報を駆使して、浮動株調整を精緻に実現
日経JAPAN1000の銘柄入替
日経JAPAN1000は、算出当時、指標性を維持するため、毎年1回、定期見直しで、10月末に構成銘柄の入れ替えを実施しました。
・過去2年間の浮動株調整済み時価総額の平均値のランキングをもとに入れ替えを実施
・経営再編や経営破綻などで欠員が出る場合も銘柄は補充せず、定期見直しの際に1000銘柄に戻す(それまでの間は1000銘柄未満で算出)