ブリッジローン

英語名: Bridge Loan
分類: 融資

ブリッジローンは、「ブリッジファイナンス」とも呼ばれ、新しいファイナンスを行うまでの"橋渡しとしての短期融資"のことをいいます。これは、融資にあたっては、通常の金利と比べて高めの金利になることが多く、また一括返済となるので、確実に返済できる根拠(目的)を示す必要があります。

なお、本用語は、融資の一形態であり、「つなぎ融資」と呼ばれることもあります。

企業向けのブリッジローン

ブリッジローンは、企業においては、例えば、不動産業における物件取得の不足資金、製造業における設備投資等の正規融資や助成金がおりるまでのつなぎ資金といった一時的な資金ニーズに対して利用されます。また、M&A(合併・買収)においては、投資銀行や商業銀行などが買収企業に対して行う短期融資のことを指します。

個人向けのブリッジローン

ブリッジローンは、個人においては、住宅ローンアパートローンなどのつなぎ資金として利用されることがあります。

例えば、土地を購入して戸建ての新築住宅(家)を建てる場合、通常、住宅ローンは、家が完成しないと借入をすることができないため、完成までの土地の購入代金や工事の手付金などを支払う際に頭金が不足する場合、支払いができません。このような場合に活用するのが「ブリッジローン」で、以下のような流れで行われます。

(1)土地の売買契約を締結する。
(2)金融機関等に住宅ローンとブリッジローンをそれぞれ申し込む(住宅ローンとブリッジローンの借入先が異なることもある)
(3)先行して借りられるブリッジローンで、土地の購入代金や工事の手付金などを支払う。
(4)住宅(家)が完成し、担保設定が可能になる。
(5)住宅ローンの融資が可能となり、担保(抵当権)を設定し、実行された住宅ローンで、ブリッジローンを返済する。

途上国政府向けのブリッジローン

ブリッジローンは、途上国政府においては、国際収支上の困難を抱えた場合、当該国政府の対外取引に対し、外貨資金繰りを手当するために必要な短期資金の貸付を行うものです。

現在、日本からの途上国政府向けのブリッジローンは、政策金融機関である国際協力銀行(JBIC)などで行われています。