中央銀行(中銀)

読み方: ちゅうおうぎんこう
英語名: Central Bank
分類: 金融業務|銀行

中央銀行(中銀)は、「セントラルバンク」や「銀行の銀行」とも呼ばれ、一国家や国家連合など同一の通貨地域において、金融組織の中核をなす銀行のことをいいます。これは、法定通貨の独占発券権を持ち(銀行券を発行し)、市中銀行に資金を供給し、市場の通貨量の調整を行い、また国庫の支出・収納・保管など政府の銀行としての業務を行い、それらの機能を通じて金融政策の運営にあたっています。通常、最後の貸し手としての金融統制機関の機能を持つと共に、外国為替の管理・決済の集中機関としての役割も持ち、国家間の金融協定では当事者となります。また、各国の民間金融機関が一日の為替取引を終えて決済する時にも本銀行を利用します。

一般に中央銀行は、通貨価値(物価)の安定と金融システム(信用制度)の維持が最も重要な役割となっており、また今日では、経済のグローバル化が進展する中で、他国の中銀との交流や協力なども積極的に行われています。現在、世界の主要な中銀としては、日本の日本銀行、米国の連邦準備制度理事会(FRB)、ユーロ圏の欧州中央銀行(ECB)、英国のイングランド銀行(BOE)、スイスのスイス国立銀行、カナダのカナダ銀行、オーストラリアのオーストラリア準備銀行、中国の中国人民銀行、ロシアのロシア中央銀行、ブラジルのブラジル中央銀行、インドのインド準備銀行などがあります。