ケネディ・ショック

英語: Kennedy shock
分類: 出来事(ショック)

ケネディ・ショック(Kennedy shock)は、1963年の7月と11月に起こった、アメリカ合衆国のジョン・F・ケネディ大統領(1917/5/29-1963/11/22)が関係する、二回の株式市場への衝撃をいいます。

最初の1963年7月のショックについては、ケネディ大統領が内外金利差を標準化させて資本移動に一定の制限をする「金利平衡税」の導入を打ち出したことによるもので、諸外国に影響を与え、日本においては、日経平均株価が一時急落するなどの影響が出ました。

次の1963年11月のショックについては、同年11月22日にテキサス州ダラスで遊説のため、市内をパレード中にケネディ大統領が暗殺されたことによるもので、NYダウが暴落するなど米国株式市場が大きく混乱しました。ちなみに、ケネディ暗殺事件は、その衝撃と陰謀説など数多くの謎に包まれており、深い傷跡として20世紀の歴史に刻まれています。

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