出来高
読み方: | できだか |
---|---|
英語: | Turnover, Trading volume |
分類: | 指標 |
出来高は、「売買高」とも呼ばれ、金融商品取引所(証券取引所)や商品取引所などにおいて、株式や債券、先物・オプション、FXなどが売買(取引)された量をいいます。
具体的には、株式では「商いが成立した株数」、債券では「商いが成立した金額」、先物・オプションとFXでは「商いが成立した枚数」で表され、その量が多いということは、投資家の売買が活発であることを意味します。また、マーケット(市場)において、出来高と価格は非常に関係性が深く、常に両者の動きに注目することが必要です。
一般に株式の出来高を見る場合、以下の「市場全体の出来高」と「個別銘柄の出来高」の2つの視点があります。
●市場全体の出来高
市場エネルギーの大小を測るモノサシとして利用され、例えば、株価が上昇し始めた時に大きな出来高を伴うと、大勢の投資家が積極的に買い始めたことが伺え、今後さらに株価が上昇するのではないかと推測することができる。
●個別銘柄の出来高
市場の中での人気を表すバロメーターとして利用され、特に株式の短期売買が中心のデイトレーダーにとって、最重要視する指標の一つとなっている。