ロンドン原油

読み方: ろんどんげんゆ
分類: マーケット|原油

ロンドン原油は、「北海ブレント」とも呼ばれ、英領の北海油田で生産される軽質低硫黄の原油WTIに似た軽質油)のことをいいます。また、北海油田とは、英国領海とノルウェー領海にまたがる大油田で、その主な消費地はヨーロッパ(欧州)となっています。

現在、世界の原油取引は、消費地ごとに、北米、欧州、アジアという三大市場が形成されており、それぞれの地域の需給を反映した独自の価格形成がなされています。その中で、ロンドン原油は、欧州の原油価格の指標(マーカー原油)になっていると共に、取引高が大きく流動性が高いことや、市場参加者が実需や投機を含めて多岐にわたっていることなどから、世界の原油価格形成にも大きな影響を与えています。

なお、ロンドン原油の指標といった場合、ICE Futures Europe(旧・ロンドン国際石油取引所)の「北海ブレント原油先物」のことを指します。

※北海ブレント原油先物は、正確には「ICEブレント原油先物」