バックワーデーション

英語名: Backwardation
分類: 先物

バックワーデーション(Backwardation)は、主に商品先物取引で使われる用語で、決済期限が最も近い期近物が期先物に比べて高い状態のことをいいます。これは、限月間の価格差を利用した取引で「逆鞘」のことであり、異常気象や大規模な事故など何らかの突発的な材料によって、期近のコントラクトの値段が跳ねてしまった時に起こる現象です。また、バックワーディションの原因が解決していけば、コンタンゴの状態に向かっていくものと予想することもできます。

例えば、2010年に発生したロシアの干ばつでは、世界的に穀物の需給が逼迫したため、コンビニエンスイールド(現物を保有していることのメリット)が保管に必要なコストを上回り、残された期間が短い限月ほど価格が高い「バックワーディション」の状態となりました。