スワップション

英語名: Swaption
分類: デリバティブ|オプション

スワップションは、「スワップ(Swap)」と「オプション(Option)」の合成語で、スワップ取引原資産としたオプション取引をいいます。これは、スワップを行う権利を売買するデリバティブ取引であり、金利スワップを原資産とし、将来のある時点におけるスワップの固定金利をストライクとするオプションで、将来のある期日における金利スワップを開始する権利を取引します。通常、買い手は主にコストを確定しつつ、先々の変動金利の上昇リスクのヘッジを行うために利用し、一方で売り手は利回り向上のために利用することが多いです。

一般にオプション取引では、買う権利を「コール」、売る権利を「プット」と呼んでいますが、スワップションでは、原資産が金利スワップとなるため、その権利対象は「固定金利を受け変動金利を払うスワップの権利」と「固定金利を払い変動金利を受けるスワップの権利」となります。これより、スワップションの買い手が固定金利を受け取る権利を売買する取引を「レシーバーズ・スワップション(Recievers swaption)」、固定金利を支払う権利を売買する取引を「ペイヤーズ・スワップション(Payers swaption)」と呼んでいます。

なお、スワップションは、金利商品を原資産とするデリバティブ取引である金利オプションの一種で、その代表的なものには「スワップション」「金利キャップ」「金利フロア」の3つがあります。