期先

期先は、「期先限月」とも呼ばれ、コモディティや株価指数、国債、金利などの先物・オプションの限月取引において、受渡期日までの期間が最も先の限月、あるいは期近限月に比べて決済期限が後（将来）の限月のことをいいます。また、限月とは、期限が満了となる月（最終決済月）のことをいいます。

一般に先物・オプション取引では、限月という決済の期限がありますが、その期限が近いものを「期近」、またその期限が遠いものを「期先」と呼んでいます。

＜本用語の使用例＞

・大豆はしっかりで、一般大豆の期先は4万3000円近辺
・後場に入ると、利食い売りに期先が上げ幅を削り、１月先ぎりがマイナス圏に沈んだ
・ユーロ円3カ月金利先物相場は、期先限月の先物金利が期近限月を下回る逆イールドカーブが鮮明になっている