AIG

AIGは、"American International Group"の略で、世界の保険業界のリーダーとして、80以上の国・地域において事業展開を行っています。現在、AIGのグループ各社は、世界最大級のネットワークを通して、個人・法人の顧客に対して、損害保険の商品・サービスを提供しています。また、この他にも、米国においては、生命保険事業やリタイヤメント・サービス事業なども展開しています。

一世紀を超える長い歴史において、AIGは、世界各地で新しいリスクを業界に先駆けて引受け、また顧客ニーズに基づく画期的なサービスを提供することで、損保市場を牽引してきました。2007年に米国で起こったサブプライム問題による金融危機では、傘下の金融商品部門がCDS等で巨額損失を出し、2008年に米政府の管理下となりましたが、その後、傘下企業の上場や売却などで、グループの大規模な再編を進めた結果、2012年に公的資金の返済を完了し、経営再建を果たしました。

AIGの歴史

1919年に中国の上海で、創業者のコーネリアス・バンダー・スター(当時27才、アメリカ・カリフォルニア出身)が小さな損害保険代理店「American Asiatic Underwriters(AAU)」を開き、これが今日のAIGの始まりとなりました。まもなく、スターは生命保険事業にも着手し、現地の中国人向けに生命保険を売るビジネスとして、「Asia Life Insurance Company」を設立しました。

その後、スターは規模的にも地理的にも目覚ましい勢いで事業を展開していき、東南アジア各地だけでなく、母国アメリカやラテンアメリカ諸国にもネットワークを広げ、第二次世界大戦後、日本に進出した頃には、スターの事業は総称して「American International Group(AIG)」と呼ばれるようになっていました。そして、スターのAIGは、1960年代後半に大きな節目を迎え、グループ全体の持株会社として「AIG, Inc.」を設立し、また株式公開も果たして、現在のAIGグループの形成へと至っています。

AIGの日本での活動

1946年にスターの損害保険会社の一つである「American International Underwriters Corporation(AIUC)」が、連合軍総司令部より要請を受けて日本駐留米軍の資産の保険を開始したのが、日本におけるAIGの歴史の始まりです(スタートはAIU保険会社から)。以来、日本で事業の拡大を続け、今日では、AIGの損害保険事業部門(AIGプロパティ・カジュアリティ) において、重要な位置を占めるマーケットの一つとなっています。

<日本の保険事業(日本におけるAIGカンパニーズ)>

・AIG損害保険
・アメリカンホーム医療・損害保険
ジェイアイ傷害火災保険

※AIG損害保険:2018年にAIU損害保険と富士火災海上保険が合併

AIGの概要

AIGは、世界において、保険のグローバルブランドとして知られています。

持株会社 American International Group, Inc. (AIG, Inc.)
本拠地 アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ニューヨーク市
設立 1919年
上場 ニューヨーク証券取引所、東京証券取引所
主要な事業部門 AIGプロパティ・カジュアリティ(損害保険事業)
AIGライフ・アンド・リタイヤメント(生命保険事業およびリタイヤメント・サービス)

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