HSBC

HSBCグループは、「香港上海銀行」や「HSBC証券」などで知られる、世界有数の銀行および金融サービスグループです。

現在、本拠を英国のロンドンに置き、ウェルス&パーソナル・バンキング事業、商業銀行事業、グローバル・バンキング&マーケッツ事業といったグローバルな事業を通じて、世界各地の顧客をサポートしています。

目次:コンテンツ構成

HSBCグループの日本での事業

HSBCグループは、香港上海銀行(HSBCグループの母体行)が1866年に最初の日本支店を横浜に開設して以来、日本における外資系銀行グループとして最も長い歴史を誇っています。

現在、日本においては、香港上海銀行、HSBC証券会社、HSBCアセットマネジメントの3大グループ会社、並びに、HSBCサービシーズ・ジャパン・リミテッドを通して、事業法人および機関投資家の顧客に対して、以下のような商品・サービスを提供しています。

・資産運用
・商業銀行業務
・貿易サービス
・プロジェクトファイナンス、輸出ファイナンス
・キャッシュマネジメントおよび為替
・資本市場
・証券関連サービス
・カストディサービス 他

HSBCグループの持株会社とネットワーク

HSBCグループの持株会社である「HSBCホールディングス(HSBC Holdings plc)」は、英国のロンドンに本部を置き、その株式は、ロンドン、香港、ニューヨーク、バミューダの証券取引所に上場し、世界の多くの株主に保有されています。

現在、HSBCのネットワークは、ヨーロッパ、アジア・太平洋、南北アメリカ、中東、アフリカの64の国・地域に広がっており、世界において、銀行業務ならびに金融サービスを提供する世界有数の金融グループとして知られています。

グループ名 HSBC Group
持株会社 HSBC Holdings plc
所在地 8 Canada Square, Canary Wharf, London, England, UK
上場 ロンドン、香港、ニューヨーク、ユーロネクスト 他
歴史 1865年に香港で創設された香港上海銀行から発展

HSBCグループの沿革

設立メンバーである「香港上海銀行(The Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited)」から名付けられた「HSBC」は、ヨーロッパ・インド・中国間で拡大する取引の資金調達を支援するために1865年に設立されました。

発案者は、スコットランドのトーマス・サザーランドで、当時、香港と中国沿岸に地域金融機関(貿易金融)に対する大きな需要があることに気付き、彼の尽力により、1865年3月に香港に香港上海銀行が設立されました。そして、顧客へのサービス拡大のために支店が次々に開設され、19世紀の終わりにはアジア最大の金融機関に成長しました。

20世紀に入り、戦争や世界大恐慌など様々な困難や変化に直面したものの、これらをうまく切り抜け、20世紀の終わりには、成長や買収、多様化によって、HSBCは地域金融機関から世界有数の金融グループへと変貌を遂げました。

◎1991年に持株会社のHSBCホールディングスを設立した。

◎1992年に英国のミッドランド銀行を完全に傘下に収めた後、本拠地をロンドンに移した。

1998年にHSBCは統合ブランドの導入を発表し、世界中の顧客、株主、従業員によるHSBCの認識を強化するために、全ての事業で「HSBC」と「ヘキサゴン(六角形)ロゴ」を使用することになりました。これにより、HSBCブランドは、世界で最も重要で信頼されるブランドの一つに成長しました。

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