リスク許容度

読み方: りすくきょようど
英語名: Risk tolerance
分類: リスク管理

リスク許容度は、投資家の許容できるリスクの範囲のことで、資産運用に伴い発生するリスク(損失)をどの程度受け入れられるかの度合をいいます。これは、現代ポートフォリオ理論(MPT)では、株式や債券、短期金融資産など複数の資産を組み合わせて運用するポートフォリオリターンが最大で、リスクが最小になるような資産配分を選ぶ際に、投資家が取りうる最大のリスク水準を測定するための指標と考えられています。

リスク許容度の基本事項

リスク許容度とは、許容できるリスクの度合であり、収益(リターン)がマイナスに振れてしまった場合、どれくらいまでならマイナスになっても受け入れることができるかという程度のことをいいます。これは、個人投資家に関して言えば、どれくらい投資元本がマイナスになっても生活に影響がないか、またどれくらいまでなら投資元本がマイナスになっても気分的に耐えられるかという、自分の資産や気持ちの余裕度とも言えます。

一般にリスク許容度の基本として、高いリターンを求めるならば、高いリスクを許容する必要があり、一方でリスクを取りたくなければ、低いリターンを受け入れるべきとされています。

個人投資家のリスク許容度

個人投資家のリスク許容度は、年齢や投資期間、収入、保有資産(余裕資産)、投資経験、運用知識、性格、家族構成など様々な要因で定性的に測られ、投資家毎に個人差があります。そのため、運用商品を選択する際には、投資家自身のリスク許容度と投資対象のリスク特性を踏まえた上で判断することが重要となります。

実際にリスク許容度を超えて高いリスクの投資を行えば、投資対象の価格動向が四六時中気になって夜も眠れなくなったり、また損失を被った場合には将来の生活にも多大な支障が及ぶことになるので、自分自身のリスク許容度に応じた投資を心がけることが何より大切です。