国債先物

読み方: こくさいさきもの
分類: デリバティブ|先物取引

国債先物は、正確には「国債先物取引」と言い、国債証券を取引の対象とする債券先物取引のことをいいます。これは、将来の特定の期日に、特定の銘柄を予め取り決めた価格で取引することを約束(保証)する契約を指し、通常、売買単位や受渡期日(限月)などの取引条件が定型化され、一定の証拠金を差し入れるだけで売買ができ、かつ期日前にも決済することができます。また、決済については、期日に現物受渡しすることはほとんどなく、反対売買をして差額授受により決済(差金決済)するのが普通となっています。

現在、大阪取引所における国債先物は、金融商品取引法によって国債証券とみなされる「国債標準物(中期・長期・超長期)」を取引対象としており、また標準物とは、利率償還期限などの条件を標準化した架空の銘柄となっています(長期国債標準物の場合、額面100円、利率年6%、償還期限10年という条件が設定)。

国債先物の基本事項

買い方は先物相場の上昇により利益を得られる一方で、売り方は先物相場の下落により利益を得られます。

・金利の低下:国債先物相場の上昇
・金利の上昇:国債先物相場の下落

国債先物の主なポイント

・低コストで金利変動リスクを回避する有効な手段である
・将来価格に関する情報が提供されることにより、現物価格の予想形成の際に必要な情報の質の改善が期待される
・金融機関の債券ディーラーによる十分な国債在庫の保有が可能となり、流通市場の安定と拡大に寄与する
・国債の引受リスク回避手段として活用できることから、発行市場の安定と拡大につながる
・株式投資と並び、有力な投資手段として提供されることで、資産運用手段の多様化・取引の活発化に寄与する

カテゴリー|ワード索引

インフォメーション

IG証券は、ロンドンに本拠地を構える、グローバル金融サービスプロバイダーIGグループの日本拠点です。