ボックス相場
読み方: | ぼっくすそうば |
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英語: | Boxed Range |
分類: | 相場 |
ボックス相場は、マーケット全般で使われる用語で、「レンジ相場」とも呼ばれ、一定の変動幅の範囲内で価格(値段、レート)が上がったり下がったりを何回となく繰り返えす相場をいいます。
箱(Box)の中に閉じ込められたかのように、一定の価格帯で上下していることによる呼称で、具体的には、抵抗線と支持線に挟まれた値幅内(高値と安値が一定のレンジ)で価格が推移する形となります。
一般に相場の先行きを決定する材料(ニュース等)が少ない時や、相場の先行きが不透明でどちらにも大きく動きずらい時などに「ボックス相場」となりやすいです。
このような相場では、テクニカル分析を行って、レンジの下限に来た時に買い、レンジの上限に来た時に売るという売買手法が有効ですが、一方でレンジを抜けた場合には、新たなトレンドが発生することもあり、大きな損失を出さないようにするためにも「ストップロス」を置いておくことは重要です。
<本用語の使用例>
・今後数日間は弱地合いの中、ボックス相場になると見ている
・日経平均株価は25000円-26000円のボックス相場で推移するとの見方が多い
・ドル/円はボックス相場で、結果的にユーロ/円が狭いレンジに収まっている