創業板/中国版ナスダック/ChiNext

読み方: そうぎょういた
英語名: ChiNext
分類: マーケット|海外ベンチャー市場

創業板は、「中国版ナスダック」や「ChiNext(チャイネクスト)」とも呼ばれ、中華人民共和国の広東省の深セン市にある、深セン証券取引所の新興企業向け市場(ベンチャーボード)のことをいいます。これは、同取引所が1999年から準備を進め、約10年の歳月を経て、ようやく2009年に実現したもので、主な目的として、民間投資の促進による雇用機会の拡大、中小企業の資金繰り難の改善、次代を担う企業(情報技術やバイオなどの分野で将来性のある企業)の育成による中国経済の持続的な成長を達成することなどを掲げています。

中国本土の株式市場は、上海と深センの2カ所にあり、上海は大企業と外国企業、深センは中小・ベンチャー企業といった特色づけが進んいます。その中で、深セン市場には、上海市場で中心である金融や重工業以外の多様な業種の企業が上場している「第1市場(メーンボード)」と、上場基準は第1市場と同じですが規模の小さい企業を対象とする「第2市場(中小企業板)」があり、創業板は3番目の市場に位置し、現在、業種別では情報技術とヘルスケアが占める割合が高く、高い利益成長予想を反映して高バリュエーションとなっています。

なお、創業板のパフォーマンスを表すものとして「創業板指数」があり、その上昇率については、高成長期待から上海総合指数深セン総合指数より高くなる傾向があります。