純粋持株会社

読み方: じゅんすいもちかぶがいしゃ
英語: Pure Holding company
分類: 会社区分

純粋持株会社は、主たる事業を持たず、株式を所有することにより、他の会社の事業活動を支配(統制)することのみを事業目的とする持株会社をいいます。

長い間、日本では、事業支配力が過度に集中する恐れがあるとして、独占禁止法によって禁止されていましたが、1997年6月に法改正により解禁されました。

現在、持株会社の設立方式には、「抜け殻方式」や「株式移転方式」、「株式交換方式」などがありますが、純粋持株会社の場合は、「抜け殻方式」や「株式移転方式」で設立されることが多いです。

|抜殻方式|
当該事業部分を分割等により別会社に移し、その既存会社に持株会社としての機能のみを残す。

|株式移転方式|
株式移転により新規に持株会社を設立する。

|株式交換方式|
株式交換によって既存会社を持株会社とする。

一般に純粋持株会社では、グループ内の子会社同士に上下関係などは発生せず、原則として並列な関係になります。また、当該持株会社は、グループ全体の経営戦略に専念する一方、子会社はそれぞれの事業活動に専念することになります。

なお、持株会社には、この形態以外に、他の会社の活動を支配(統制)するだけではなく、当該持株会社自身も相当の規模で事業を行っている「事業持株会社」もあります。