国立大学法人

読み方: こくりつだいがくほうじん
分類: 法人

国立大学法人は、国立大学を設置することを目的として、国立大学法人法の定めるところにより設立された法人をいいます。例えば、東京大学は、国立大学法人東京大学が設置・運営しています。

本制度は、国が責任を持つべき高等教育や学術研究について、国が必要な財政措置を行いながら、法人化した各大学に実際の運営を任せることで大学の活性化を図ろうという点で、独立行政法人と同じ枠組みと言えます。

一方で、大学の自主性や自律性にも配慮する必要があるため、学長の任命や中期目標の作成に大学の意見が十分反映される仕組みを導入しています。また、評価についても、大学の教育研究の評価を行う専門機関である「大学評価・学位授与機構」や、独立行政法人評価委員会とは別に置かれる「国立大学法人評価委員会」で行います。

さらに、国立大学法人法の運用にあたって、大学における教育研究の特性に配慮しなければならないことを国に義務づけています。

<国立大学法人制度のポイント>

・大学ごとに法人化し、自律的な運営を確保
・民間的発想のマネジメント手法を導入
・学外者の参画による運営システムを制度化
・非公務員型による弾力的な人事システムへの移行
・第三者評価の導入による事後チェック方式に移行

※国立大学法人法の施行は2003年10月1日、国立大学法人の設立は2004年4月1日。