VISTA

読み方: びすた
分類: 総称・造語

VISTAは、BRICs経済研究所のエコノミスト・門倉貴史氏が2006年に提唱(命名)した、ポストBRICsの最有力候補グループの新興国を指す造語をいいます。

具体的には、ベトナム(Vietnam)、インドネシア(Indonesia)、南アフリカ(South Africa)、トルコ(Turkey)、アルゼンチン(Argentina)の5カ国から構成され、その頭文字を並べたものです。

当時、BRICsに次ぐ新興国としては、ゴールドマン・サックス証券が提唱する「NEXT11」がありましたが、経済面で立ち遅れるバングラデシュやパキスタンなどの国が混ざっていることや、BRICs並みの高成長が見込まれる南アフリカが含まれていないことなど、いくつか問題点がありました。

<NEXT11>
イラン、インドネシア、エジプト、韓国、トルコ、ナイジェリア、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、メキシコ

そういった中で、VISTAの対象国(5カ国)として、NEXT11にも属する、ベトナム、インドネシア、トルコの3カ国は、人口面や国力面などから選定されました。

一方で独自の視点として、南アフリカは資源大国としても工業国としても可能性があり、またアルゼンチンは2001年にデフォルトに陥った過去があるものの、南米ではブラジルに次ぐ可能性を秘めており、この2カ国が選定されました。