失業率

読み方: しつぎょうりつ
分類: 労働関連

失業率は、労働力人口に占める失業者の割合(%)をいいます。これは、その国の雇用状況を把握する際にチェックされる代表的な経済指標で、「(失業者÷労働力人口)×100」で算出されます。通常、先進国の失業率の高さは、欧州・米国・日本の順であることが多く、また欧州では、南欧が特に高いです。(失業者や労働力人口の定義は、各国でそれぞれ異なる)

一般に失業率は、物価上昇率と同様、個人(国民)の生活に密接に関わるものなので、政治サイド(政府・与野党・政治家等)も注目している経済指標であり、時として政治利用(焦点化)されることもあります。また、若年層の失業率が高いと、社会不安が高まることもあります。

米国の失業率

米労働省が毎月の雇用統計で発表し、非農業部門就業者数と共に注目されます。失業者数については、16歳以上の男女が調査対象となりますが、軍隊従事者や刑務所の服役者、労働意志のない者は含まれません。なお、調査にあたっては、就業中か失業中かを問い、失業中の場合には就業可能かどうか、また過去4週間以内に求職活動を行ったかどうかで失業者になるかどうかが決まります。

日本の失業率(完全失業率)

日本では「完全失業率」と呼ばれ、総務省が毎月の労働力調査で発表します。これは、労働力人口に占める完全失業者の割合(%)を示すもので、現在、労働力人口と完全失業者は、以下のように定義されています。

|労働力人口|
15歳以上の人口のうち、就業者(=従業者+休業者)と完全失業者を合計したもの。

|完全失業者|
仕事がなくて調査週間中に少しも仕事をしなかった(就業者ではない)、仕事があればすぐ就くことができる、調査週間中に仕事を探す活動や事業を始める準備をしていた(過去の求職活動の結果を待っている場合を含む)の三つの条件を満たす者。