クラック・スプレッド

英語名: Crack spread
分類: 商品先物取引

クラック・スプレッドは、「クラックス」とも呼ばれ、原料となる原油とそれから精製される石油製品(ガソリン・灯油等)の価格差を取引するスプレッド取引をいいます。これは、商品先物取引においては、石油会社が仕入価格と販売価格を固定化することにより利益を確定するヘッジ手段としてよく行うだけでなく、投資会社や投資家が裁定取引(サヤ取引)としてもよく行います。ちなみに、クラックとは、原油と石油製品の価格差(サヤ)のことをいいます。

一般に原油を輸入し、それを精製して石油製品を製造・販売する石油会社においては、原油と石油製品の個々の価格変動リスクよりも両者の価格差の変動リスクに関心があり、通常、クラック・スプレッドとして、原油の先物ポジションを買い建てる一方、石油製品の先物ポジションを売り建てるというオペレーションを行うことが多いです。