棚卸資産回転率

読み方: たなおろししさんかいてんりつ
英語名: Inventory Turnover Rate
分類: 財務・会計|財務分析

棚卸資産回転率は、「在庫回転率」とも呼ばれ、商品や製品などの販売が効率よく行われているかを見る効率性分析指標をいいます。これは、棚卸資産の回転効率を表す指標で、会計年度期間中の売上高を棚卸資産で割ったものを指します(売上高の代わりに売上原価を使う場合もあり)。また、棚卸資産とは、会社の本来の生産や販売、管理活動に必要な資産で、会社が販売する目的で一時的に保有している商品・製品・半製品仕掛品・原材料などの総称をいい、「在庫」とも呼ばれます。

一般に棚卸資産回転率は、その回転率が高いほど、棚卸資産の入庫から販売までの期間が短く、棚卸資産の管理が効率的に行われていることを示します。また、会社や業種によって、数値が結構異なるので、実際の分析にあたっては、数期間を比較したり、同業他社間を比較したりするとよいでしょう。ちなみに、売上高が急上昇している時は、棚卸資産も急上昇しているケースが多いです。

 棚卸資産回転率=売上高÷棚卸資産

●棚卸資産回転率が悪化してきた場合

資金繰りにも影響が出る可能性があるので、不良在庫などがないかをよくチェックする必要がある。

●棚卸資産回転率を改善する方法

例えば、製造業の場合、会社の戦略上の優先度や製品毎の利益率などを考えて在庫管理を行ったり、製造・出荷・販売までのリードタイムを短縮したりするといった方法がある。