銘柄

銘柄は、日常的には、農産物やお酒など、商品の品質を示すものとして、売買当事者間で通用する名称をいいます。これは、資産運用では、「売買（取引）する対象の呼称」という意味で、株式や債券、投資信託、株価指数先物・オプション取引、商品先物取引、外国為替証拠金取引、CFD取引、暗号資産取引などで広く使われています。

目次：コンテンツ構成

• 証券市場の銘柄
• 株式投資の銘柄

証券市場の銘柄

銘柄は、証券市場においては、売買（取引）の対象となる有価証券の名称を指し、通常、株式の場合は「発行体の企業名」、債券の場合は「回号と発行体の企業名」や「債券の名称」をいいます。

また、証券取引の際に使われる銘柄コードとは、証券コード協議会が独自に仕様を定めている証券コードをいい、「株式銘柄コード（4桁＋1桁）」と「公社債銘柄コード（1桁＋4桁＋4桁）」に大別されます。

株式投資の銘柄

株式投資で「銘柄」が入る用語（複合語）には、以下のように結構たくさんあります。

証券取引所で使われるもの

上場銘柄、上場廃止銘柄、制度信用銘柄、貸借銘柄、監理銘柄、整理銘柄、規制銘柄、日々公表銘柄、特設注意市場銘柄、上場契約違約金徴求銘柄・・・

証券金融会社で使われるもの

貸株超過銘柄、貸株注意喚起銘柄、貸株申込制限銘柄、貸株停止銘柄・・・

証券会社で使われるもの

取引注意銘柄、公的規制銘柄、社内規制銘柄、逆日歩銘柄、安定操作実施銘柄、注目銘柄・・・

株価指数で使われるもの

日経平均採用銘柄、日経株価指数300採用銘柄、日経500種平均株価採用銘柄、JPX日経インデックス400採用銘柄、TOPIX100構成銘柄・・・