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過剰流動性相場

読み方: かじょうりゅうどうせいそうば
分類: 相場

過剰流動性相場は、「金余り相場」とも呼ばれ、過剰流動性によって生まれた相場をいいます。これは、大規模な金融緩和により引き起こされ、例えば、コロナショックが起った2020年には、世界的な金融緩和で過剰流動性が発生し、大暴落から一転して、コロナバブルが発生しました。

目次:コンテンツ構成

過剰流動性と金融緩和

過剰流動性とは、通貨(流動性)の量が、正常な経済活動に必要な適正水準を大きく上回り、過度の金融緩和状態にあることをいいます。

平時では、各国の通貨当局は、このような状態にならないように金融政策を通じて物価安定(資産価格の安定)を図りますが、一方で景気が低迷(悪化)し、デフレに陥る恐れがある場合には、量的緩和信用緩和などの金融緩和政策を行うことがあります。

過剰流動性相場の発生と終焉

金融緩和政策により、取引需要を大きく上回って供給されたマネーは、投資投機を活発化させ、マーケットに流れ込んで資産価格を上昇させ、時にはバブルを引き起こすこともあります(過剰流動性相場の発生と過熱)。

例えば、2008年のリーマンショックの後の米国では、資産価格(株式等)を上昇させることでデフレを回避し、また資産効果により経済(消費)を活発化させることにある程度成功しましたが、その副作用として、国際商品相場を高騰させ、一時期、世界的なインフレを招いたとも言われます。

なお、過剰流動性相場は、バブルが破裂したり、あるいは金融緩和が終了して、お金の流れが大きく変わることで終焉することになります。