合筆登記

合筆登記は、複数（数筆）の土地を一筆（一つ）の土地にするための不動産登記をいいます。

土地の合筆がなされた場合、原則として、合筆後の土地の地番は合筆前の首位の地番（最も若い地番）となり、それ以外の土地の登記記録は閉鎖されます（従来の数筆の土地の登記記録は閉鎖され、閉鎖登記簿へ移行する）。また、登記所に備付の地図等において、合筆した土地同士を隔てていた筆界線は抹消されます。

＜合筆登記の制限事項について＞

・地目が同一であること
・合筆する土地同士が隣接し、所在が同じであること
・所有者が同一であること（名義人も住所も同一）
・抵当権等の登記が行われている場合、登記原因・日付・登記の目的及び受付番号が同一であること